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2016年6月16日 (木)

花の道ギターリサイタル(6/15)

小美玉市四季文化館みのーれで開催された、花の道ならぬアナ・ヴィドヴィチを聴いてきた。
プログラムは
・無伴奏Vnソナタ1(バッハ)
・オーバー・ザ・レインボー、イエスタディ(武満)
・アルハンブラ(タレガ)
・グラナダ、アストゥリアス(アルベニス)
・3つのソナタ(スカルラッティ)(デュオ、ゲスト角圭司)
・不良少年(武満)(デュオ、同)
・グランドソナタ(パガニーニ)
・大聖堂、神の愛のほどこし(バリオス)
・カスティーリャ組曲(トローバ)

アナは3年連続8回目の来日。今年は5日連続でリサイタルが予定されていて、そのスタートがここ小美玉。
会場のホールは音楽向けのもので定員600席だが、仕切りで半分に区切って使える珍しい造り。半分に区切っても音響特性は変わらないとのこと。で、今回は半分にされた状態でリサイタルは開かれた。
オーケストラ70名が乗れるという広いステージに椅子が1脚ぽつんと置かれているのを見て、音聴こえるのかと心配になったけれど、アナが登場してVnソナタのアダージョの最初の和音をかき鳴らしただけで不安は吹っ飛んだ。まさに爆音、でも音質は柔らかく自然。

時に重厚に、時に繊細に、そして淀みなく曲は進み、pmimでのアルハンブラも粒がそろっていてなめらか。アナと同じバルエコ門下の角圭司さんとのデュオは、アナの楽器ジム・レッドゲートに対し、角さんも最新のハイブリッド構造のギターで対抗。丁々発止のバトルが繰り広げられたが、それでも音量はアナが勝ったか。
パガニーニ以降も安定した素晴らしい演奏が続きプログラム終了。アンコールにはバッハチェロ1プレリュードと、なんと禁じられた遊び。イエペス以外の外国人ギタリストが弾くのを初めて聴いた。なんでも日本だけのサービスだとか。

アナの実演に接しての印象は、指が速い、ミスしないというのは置いておき、今どきの若いギタリストには珍しくアポヤンドを多用し、アルアイレと混ざっても音質の差異がなく広大なダイナミクスを表現できること(楽器の相性も良いのかも)とか、クレッシェンドは当たり前だけどデクレッシェンドが絶妙といったところが素晴らしかった。そして音楽がすこぶる美しい。(もちろん本人も美しい!)

無敵の彼女だけど注文が一つ。数枚のCDとDVD以外のレパートリーがあるのか?招聘元の要請で日本向けのプログラムでやっているだけというのならいいんだけど、もっといろいろな曲を聴いてみたいところ。

今日16日は白寿ホールでリサイタルがある。ギターに最適のホールで彼女がどんな音を響かせるのか、行かれる人、後で感想を聞かせて!

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コメント

白寿ホール行ってきました。専門的なことはわかりませんが強弱のつけ方が絶妙で一音一音を大切に弾いているのが印象的でした。ホールの良さと相まって素晴らしかったです。

お名前が分かりませんが、白寿ホールでの感想ありがとうございます。アナがそちらでも素晴らしい演奏をしてくれてファンとしてうれしいです。

アナビドビッチの昔からのファンです、昨年11月の上野に続き、こんな早い再来日とは、驚きましたが、ハクジュホールに行きました、彼女のコンサートは、これで8回目だと思います、今回も素晴らしい演奏を聴かせてくれました、まさに天才です。ミスしないのも勿論ですが、左手で弦をこする雑音が殆ど無く、ピアニッシモが静かで綺麗で、まさに美しい演奏でした。ご指摘通り、彼女は新しいCDを出していないので、今回も残念ながら
サイン会に並べませんでした。昔は、サイン貰って、彼女と一言三言、お話するのが楽しみでした。次回の来日、楽しみにしています。

ジーコ様、コメントありがとうございます。ホントに新録音、新レパートリー欲しいところです。次回に期待!ですね。

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