無料ブログはココログ

« GGサマースクール | トップページ | 第11回シニアギターコンクール結果 (5/4ギター文化館) »

2016年4月19日 (火)

3月から4月のコンサート、そして5月

1か月分まとめて。

3/26 鈴木大介@ギター文化館
 予定ではバッハのバイオリンパルティータ1番全曲とシャコンヌだったところ、パルティータ1番のリピートを省略してパルティータ2番も全曲演奏。シャコンヌを含め実に軽快な曲運びでそれぞれの曲が舞曲だった事を思い出した。大介さんは今までバッハをあまり録音していないが今後まとめてやってくれるみたいで楽しみ。
で、当日一番の目玉が自作の12のエチュードからの6曲(アンコールでも2曲弾いてくれたので合計8曲)。各曲とも多彩でグラデーションのように和音が移ろっていく様がとても魅力的。現代ギター誌で4月号から楽譜が毎月1曲ずつ掲載されるとのことだけど難易度は相当に高そう。
 他にはバリオスの演奏会用練習曲1番、深想、大聖堂とジョビンのデサフィナード、イパネマの娘が演奏された。いずれも滑らかでニュアンスがきめ細かい演奏。なかでも深想のトレモロが美しく、ちょっとびっくり。

3/27 小澤征爾&水戸室内管弦楽団@水戸芸術館
 コンサート冒頭、亡くなった楽団メンバーへの献奏の終了後の静寂の中で練習中と思われる管楽器の音がホール内に入ってきたこととか、クラリネット協奏曲のソリストのピッチが微妙に低く聴こえたこと(あくまで私の主観です)、マエストロが振った運命でダダダダーンがちょっと不揃いに聴こえたこと(もちろんこれも私の主観)なんかがあったけれど、マエストロの元気な姿が見られただけで幸せ。最後は観衆総立ち、ブラボーの嵐でした。

4/2 足立江美子&岡野聡子@ギター文化館
 足立さんの初のCD発売に合わせての、足立さんと同じく高田門下の岡野さんとのジョイントコンサート。水原ラコートモデルが使われました。
聞いたところによると、使われた2台の水原ラコート、見た目はそっくりですが相当に音の性質が違うとのこと。お二人の演奏の方向性も相当に違い、当日のコンサートを一言でいうと「凄と清」あるいは「勢と静」の対比でした。
ソロでは、足立さんはスカルラッティ、ソル、ジュリアーニ、ボブロヴィッツの技巧的な曲を華麗に力強く演奏したのに対し、岡野さんはソル、コスト、メルツの優しい曲をほのぼのと、清らかに奏でました。
ソロでは文句なしに楽しめたお二人の演奏、そして個性の違いだったけど、デュオではもっと音質が揃っていたらという思いが残りました。

で、足立さんのCD。ギター文化館所蔵のパノルモと水原ラコートが使われていて、19世紀ギターの響きを味わうというコンセプトのもとに製作されたのでしょうが、それはそれとして、足立さんの流麗な演奏を楽しめる名盤です。

4/10 北口功@アコラ
 久しぶりに北口先生がアコラに登場。当日の模様はアコラのブログで詳しく紹介されています。http://acousticlife.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/2016-b305.html
参加者で「居ずまいを正す演奏」と感想を述べられた方がいて、私も同感です。使用した楽器は1966年のブーシェ、No.110とのことですが、音楽が創れる楽器というのでしょうか、もちろん弾き手の技量がものをいうのでしょうが素晴らしい音でした。そういえば、福田進一さんが長年使用したブーシェが同じ1966年のNo.112。この頃がブーシェの絶頂期なのでしょうか。

以上4つのコンサートの報告でした。
これからの自分の予定ですが、4/24はギター文化館でアコラの熊坂さんとフリコンのゲスト演奏、そして5/4はシニアコンクール。シニア部門は32名参加とのことで今年も激戦。さらに5/22はギターフェスティバルinつくばが控えています(アコラ・フレンズとして参加)。ギターどっぷりの1か月が始まります。

« GGサマースクール | トップページ | 第11回シニアギターコンクール結果 (5/4ギター文化館) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3月から4月のコンサート、そして5月:

« GGサマースクール | トップページ | 第11回シニアギターコンクール結果 (5/4ギター文化館) »

最近のトラックバック

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30